2011年5月25日水曜日

届いた標本瓶



先日、オークションで落札した標本瓶が届きました。一般的?にはホルマリン漬け(こう書くと漬け物みたいですね)に使うものです。アンティークが好きな人がインテリアとして使うこともあるようです(ぼくは生理的に駄目ですが)。結構古いもののようで、気泡やら不純物やら表面もいびつな手作り感が生々しくって、なんというか「和ホラー」の小道具としても使えそうなくらい雰囲気があります。


標本を引っ掛けられるように、蓋裏にフック状の突起があります。この瓶には、茶色い付着物がこびりついていたので(汗)、いったい何が入っていたのだろうとモヤモヤしながら必死に石けんとブラシでごしごし。

制作中の作品で使うつもりですが、古さから来るある種の存在感がすごい。有機的な「生活感」を感じさせるような小道具になれば良いなと思っています。


追記:この3本の標本瓶は棚の上に置いていたのですが、棚自体が崩壊したので熊本地震の時に割れました。陶器とかなら接ぐことができるのですが、ガラス製品は割れたらおしまいなんだなと実感しました。ヤフオクでの購入額は1万ぐらいだったかな。