2019年12月11日水曜日

displayportのホットプラグ機能(ALIENWARE AW2720HF)



結論から言うと、ALIENWARE AW2720HFのdisplayportはホットプラグに対応しています。なので他のdisplayport接続のモニターと併用しても迷子になってレイアウトが崩れるようなこともないです。

DELLに質問してみましたら下記のように回答がありました。

"弊社の製品であるAW2720HFのマニュアルを確認させていただきましたところ、
モニターAW2720HFdisplayportにはホットプラグの機能がついております。

下記のリンク先のPDFファイルの18ページから19ページにかけて、displayportコネクタの仕様についてご確認ください。"


URL:


HDMIと同じようにホットプラグ検出用のピンがありますね。ホットプラグ機能というのは、パソコンの電源をオフにしても端子の電気信号をオフにしない機能です。HDMIだと仕様なのですが、displayportだとするもしないもメーカーが個別に対応している状態。というわけで、メーカーの回答があったのでホットプラグ対応のディスプレイならdisplayport接続で複数つかっても大丈夫ですね。これはdisplayportの仕様の問題なので、対応するしないはメーカーによる魔改造みたいなものですからメーカーや製品ごとに確認するしかないですね。EIZOとBenQは大丈夫らしい。うちはメインがDELLのU3014で、ホットプラグには対応してないので、AW2720HFと併用して電源をオフにした場合にはU3014がセカンダリー扱いになってレイアウトが崩れてしまいそうですね。買い替えかなあ。熊本地震の時に落下物で破損したときに5年のプレミアム保証からさらに半年オーバーだったのに新品と交換してくれたのでもったいなくって。 →U3014とAW2720を両方ともdisplayportケーブル接続で2年使ってみましたが、電源を落とそうが、放電させようがプライマリーモニターとセカンダリーモニターの設定のままで動きます。昔よくあったディスプレイの迷子もないし大丈夫でした。最近は大丈夫みたいですね。1度も入れ替わったりはありませんでした。謎なのはPC起動してすぐの「ROG」マーク(ASUSマザボなので)がセカンダリーに設定してるU3014に表示されること。Windowsへのログイン画面はプライマリーにちゃんと表示されるんですけどね。BIOSにとってはU3014がプライマリーモニターで、OSにとってはAW2720HFがプライマリーということかな。


経緯としては、テレビ代わりに10年くらい使用している三菱の24インチのIPSディスプレイがあるのですが、熊本地震の時に落下物が当たった箇所が割れてはないんだけど少し画面が暗くシミのようになっていました。今回のサイバーマンデーに全く期待してなかったのですが、最近発売になった240Hz対応でIPS唯一のゲーミングモニターAW2720HFが安くなっていたので買い替えることにしました。これ最後まで在庫もあって人気なかったみたいだけどはっきり言ってお得でした。今回はセカンダリーのモニターとして斜め置きにするので、他のゲーミングモニターのTN方式の色変異って気になるんですよねえ。そこで、AW2720HFはIPS唯一の240Hzですよ、反応が最速じゃないといっても1msですよ十分です。スピーカーがないのが残念だけど、私には理想のゲーミングモニターです。熊本地震の教訓でPCとかMACとかは、壁に金具で固定したラックにまとめていてさらにそれぞれを固定して置いてるので5m以上のケーブルがいるんですが、240Hzに対応したHDMI2.0ケーブルは持ってないので、手持ちの5mケーブルのなかで240Hzに対応するのは、ヨドバシが何を間違えたのか2千円で投げ売りしていたときに確保しておいたエレコムの高品質なdisplayport1.2ケーブルだけだったので、とりあえず、これを使ってdisplayport接続でデュアルモニターにすることにしました。(HDMI2.0は5mの物はだとすっごい高いんですよね。エレコムのメタルシェルで7.5kですよ)しかしながら、displayportは仕様の問題でホットプラグ対応してないので電源オフにするとマスターモニターとセカンダリーモニターが入れ替わったり、アイコンが移動してたりする問題があったよなあと思いだしたので、調べてみたりメーカーに質問したりしてみたという感じです。ご参考までに。


P.S. 久しぶりにDELLに電話、メール、チャットをしたわけですが、「DELLでの購入履歴がないから対応できません(当たり前だ、アマゾンで買ったのだ!)」「私には分かりません(おまえは電話窓口のデイスプレイ担当だろ)」「テクニカルサポートに電話してください(チャットですら駄目なのか!)」と、無知な割にexpressコードだの購入履歴にうるさい中国人3人にたらいまわしにされて時間的なダメージをうけました。肝心の電話のテクニカルサポートに電話するとexpress codeを入力してくださいって言われるんですけど、届いてないんで分からないんですよね。もうどうしたらいいのって?メールで聞いたら、express codeわからない時は2番を押せってアナウンスがあるでしょって?言われて、ないけどねみたいなw。電話口で待ってるのがめんどくさいのでメールで対応してくれってお願いして、そのメールをテクニカルサポートに転送してもらって、ようやく回答してもらいました。hdmi2.0ケーブルを買うかどうか考えてたんで早く知りたかったんですよね。

2016年11月20日日曜日

不幸な時に作品が見れること

育児ノイローゼでわが子の首を絞めそうになっているおかあさんとか、要領のいい部下の代わりにリストラされたサラリーマンとか、いじめられて自殺しようと思って家出した子とか、人生からもう一歩踏み外しそうな寸前、典型的な不幸の例しか思い浮かばなくて申し訳ないが、アート作品とはそういう人との出会いを待っている。多くのアーティストたちがあんまり幸せとは言えない人生を送ったこともあり、ほとんどのアート作品は本質的に作家の不幸を背負っている。観客も勉強するべきだと、このブログでは言ってきたが、本人が不幸であれば知識も必要なく、ストーンと作品の「主題」が腑に落ちるはず。自分だけに特別に嵌まる作品があるはず。幸せな人は幸せな作家の作った作品でも楽しめばいいし、幸せなのに美術館に来てしまう人はどっか病気であると失礼ながら思う。太宰みたいなのの小説読んで、自分と同じ考え方の人がいるうれしいとか、自己犠牲の末に世界を救ってくれるような映画見て泣いてみるとかいうのと同じといえば同じだけど、アート作品というのは、もっと無計画で、瞬発的で、形にならないような不幸を拾ってきたようなところがある。シェルターのような物理的なインフラも必要だけど、精神的な受け皿としてアート作品のご利用をお待ちしております。TATEでやっているような夜間無料開放とか、日本でも増えてきた。すれ違いざまに人を救える可能性のある街中のアート作品も増えるべきだ。ただ、変な女の子の銅像は機能してないから街中にちょっとした展示スペースなんかもテコ入れが必要だと思う。妖怪とかアンパンマンは不幸な人を拾える性能は低いと思う。むしろイラッとしていたずらされているような気がする。必要としてる人が嵌まる作品を選ぶべき。話を戻そう。日本の美術館には幸せな人しか行ってはいけないような雰囲気がある。なぜあんなにクリーンで明るすぎはしないか、おじいちゃんおばあちゃんとカップルと子供連れしかいない。今にも自殺しそうな人は見たことがない。入館者数を増やすために必要なのは、大手の美術館で成功した有名人の企画展ではなくって、アートのニーズが本質的には不幸であるということを日本の主催者側が理解した上での場の雰囲気だと思う。一人で来る人は無料とか、主催者側も社会の情勢を見て雰囲気づくりをしていってほしいと思う。贅沢な話だし、当時は私はありがたみを全く感じていなかったが、大学の隣にTATE Britainがあったし、常設展示は無料なのでいつでもオフィーリアを見ることが出来た。昼が仕事で忙しくても金曜は夜間も開放されているから労働者も大歓迎である。僕は違うけど、オフィーリアを見たら「もっと生きれる」という人もいるわけだから。オープンであることのメリットは計り知れない。

2015年3月11日水曜日

コンテンポラリーアートを理解するのに役に立つ日本語の文献


Y様へ


パソコンのアドレスからはY様の携帯のアドレスへはメールは送れませんでしたし、私は携帯のメールを使っていないのでここにお返事を書きます。

メールありがとうございます。アートに戻ってくるなんてすばらしいことです。
コンテンポラリーアートを理解するのに役に立つ日本語の文献の件ですが、私がイギリスに行って困ったのは言葉の事もありますが、欧米の学生が常識として知っているようなアートの歴史を知らなかったことでした。欧米のコンテンポラリーアートがどのように進歩したのか知る必要に迫られました。そんなときに、私のように困った日本人の留学生が必ず読む本があります。松井みどりさんのアート:“芸術”が終わった後の“アート” です。90年代付近までのコンテンポラリーアートの流れを網羅してあります。よかったらリンクから買っていただけると助かります。漫画くらいの大きさの文庫本です。さらっと読めるのに、大事なアートムーブメントが網羅されています。もし既に読まれていたら、ART ITのウェブサイトを確認すると最近のアート批評などが無料で読めるので良いと思います。雑誌「ART IT」(現在廃刊)のバックナンバーが手に入るのなら探してみるのもよいと思います。大物アーティストへの質問や対談の企画が読み応えがあります。私も向こうにいるときに美術手帖も読みましたが、ART iTも学校の図書館にあったのでよく読んでいました。またなんかあったらメールください。では取り急ぎ。





2014年11月2日日曜日

10年保障のSSD SanDisk Extreme PRO 960GB (SDSSDXPS-960G-J25)をベンチマークテスト ―BOOTCAMP編(WINDOWS7pro64bit)―

 SanDisk Extreme Pro 960GB


というわけで

SanDisk SSD Extreme PRO 960GB(SDSSDXPS-960G-J25)を購入したので、
Mac編に引き続いてWindows7(BOOTCAMP)でもベンチマークテストを行いました。Crystal Disk Markを使いました。







テストはOSの入ったドライブで行っています。
Windows7はクリーンインストールではなく、BOOTCAMP専用のクローンソフトWinCloneで復元したものを使用しました。私のMacPro(2010)はSATA3に対応していないので、準備しておいたSATA3.0カード(Verocity Solo x2)に接続しています。ベンチには良い環境ではないので、PCユーザーの方がこのSSDを使うとスコアはもっと伸びると思います。旧MacPro+拡張カードの組み合わせのスコアの参考とお考えください。






CSSD-S6T512NHG5Q

CFDのSSD(CSSD-S6T512NHG5Q)をMacPro内臓SATAに繋いだときのベンチ。
現行のCSSD-S6T512NHG6Qならもう少し速いと思います。(このSSDは、Verocity Solo x2とTOSHIBAのコントローラーと相性が悪いせいでSATA3.0では接続できません。)




というわけで、
Macな人にもWinな人にも、私のようにBOOTCAMPな人にも、
SanDiskのExtreme ProはスピードもトップクラスでSanDiskブランドで10年保障に価値を見出せるなら現状お勧めです。1TBクラスとしては安い方なので他のSSDはありえなかったです。個人的にはMLCな点と保障期間を評価しています。SanDiskのウルトラⅡはTLCだし。





プライマリハードディスクのスコアが大幅に改善されたので、
エクスペリエンスインデックスの基本スコアが7.1→7.8になりました。
私のMacProは2010 2.93GHz(6コア)x2にEVGAのGTX680を載せています。
このSSDは10年保障・・・ これでジオンはあと10年戦える。




-BOOTCAMP領域の引越しの際の注意点-
MacでBOOTCAMP領域をWinClone4.4でクローン化するにあたって、
Yosemiteでは何十回もやり直しましたがうまくいきませんでした。度重なるカーネルパニックを乗り越えてクローン化したWindows7はデスクトップが水色な状態なところまでしか起動しなかった。WinClone4.4は最新版だしYosemiteに対応しているはずなのだが・・・。クリーンインストールしたほうが速くないか?というぐらい試行錯誤したが、TimeMachineでMarvericks(10.9.5)に戻したらちゃんと起動可能なWindows7が作成できた。
あと、TrimEnabler最新のバージョンにしてからYosemieteにしないと最悪起動ループ、Trim Enablerを使うに当たってはYosemiteに導入された新しいセキュリティをオフにしないといけなかったりするので、SSDやBOOTCAMPを使いたい人はMarvericksのままにしておくのをお勧めします。

→Macでのベンチマーク




2016/9月追記 WINDOWS10にアップグレードしたましたが、なにも問題は起きていません。









2014年10月31日金曜日

MacPro(2010)でもSanDisk SSD Extreme PRO 960GB   (SDSSDXPS-960G-J25)は爆速だった

 SanDisk Extreme Pro 960GB




MacPro2010のSSDを交換しました。


SanDiskのSSDにはグレードが2つあって、
960GBモデルの価格差は1万ちょい

今回は急に値下がりしたエクストリームプロ 960GBを購入したので、Apricom製のSATA3.0カードのVerocity Solo x2に接続して速度を計ってみました。ベンチマークテストにはBlackmagicdesignのDisk Speed TestとXbenchを使用しました。
(Windows7でのベンチ結果はこちら →WINDOWS(BOOTCAMP)編


開封。付属品はスペーサーだけ。表面はブラックのマット塗装。


旧MacProでSSDの本来の性能を発揮するにはSATA3.0カードが必要。Apricom社製 Verocity Solo x2 for Mac  現状、MacPro(2012以前の)用ではこのカードが一番安い。


Extreme PROとドッキング。CFDとの相性問題に泣かされ、長らく積んであったVerocity Solo x2に出番がきました(涙)


写真ではスロット3(下から3番目)に取り付けていますが、スロット3ではBOOTCAMPだと起動しないという情報がありましたが、結果としてはスロット3と4どちらにつないでも問題は発生しておりません。BOOTCAMPでOSを切り替えて再起動失敗することは10回に1回ありますが。あと、スロット2はグラフィックカードからの熱がSSDに良くないと思います。SSDの温度はMacsFanControlなどでモニタリングしてみてください。



SanDisk  SSD Extreme PRO 960GB

最高550MB/sは伊達じゃなかった!拡張カード経由なのにかなりいい線いってるんじゃないでしょうか。これなら最新のマザボードから接続した場合には500MB/sは普通に越えると思います。




CFD 512GB(CSSD-S6T512NHG6Q)

比較に今まで使っていたCFDのSSDのベンチ。MacPro2010の内蔵SATA2.0に接続している。当然ながら速度も半分。Verocity Solo x2につないだ時のスコアも比較すべきなんだけど、相性が悪いので変動が激しい変なスコアになる。




Extreme ProをXbenchでDisk Testしてみました。
シーケンシャルWriteが500MB/s越えました!




CFD THSNH512を内蔵SATAにつないだ時のスコア。いいSSDなんだけどVerocity solo x2に繋ぐと速くなったり遅くなったり超不安定な状態になる。





5年前に使ってたIntel SSDA2M120G2GCのSSDを内蔵SATAに繋いだスコア・・・。








このMacについてから確認してみましたが、Verocity Solo x2はリンク速度が6ギガビットになってます。SATA3でちゃんと動いています。






気になる点と言えば、Verocity Solo x2を使うとアイコンが外付けドライブのものになることくらいでしょうか。アイコンは簡単に変更できるので好みの問題。


というわけで、Winな人だけじゃなくってMacな人にもおすすめできるSSDですね。
Verocity Solo x2との相性も良いし、10年という圧倒的にロングな信頼性もあるし、なんせ速いし安くなったし、大満足です。



この後、BOOTCAM領域のパーティションも作成して引っ越しました。

→WINDOWS(BOOTCAMP)でのベンチマーク




2014年6月24日火曜日

故ロジャー・アックリング 親友リチャード・ロングからの追悼文

今月5日に私や多くの友人たちの恩師であるロジャー先生がお亡くなりになられた。Von Lintel Galleryのオーナーさんの弔いの言葉によるとALS(筋萎縮性側索硬化症)と勇敢に戦った後に安らかになくなったそうだ。流木にレンズで刻印をつける作品で知られているランドアートの芸術家であり、近年ではチェルシー芸術大学でのチューターなど長年に渡ってイギリスのアート教育に多大な貢献をされた方。親友のリチャード・ロング氏の書かれた文章が6月19日付けのTHE INDEPENDENTのインターネット版にあったので訳した。以下原文




ロジャー・アックリング:太陽の光をレンズで集めて流木に刻印し、まるで禅のような静かな作品をつくる芸術家


Roger was a very original artist and a great teacher    Nick Rees



私(リチャード・ロング)がロジャー・アックリングに出会ったのは1968年。私がセントマーティンス芸術大学(St Martins)にいた最後の週だった。私たちはそれぞれ違う学科にいた。後に今まで出会った中での最高の友人になった。


彼が私に最初に聞かせてくれた作品はコーンウォール(Conrwall)へのドライブというアイデイア(たぶん)だった。鉛筆を輪っかの上、道の上に走らせる、そして同じルートをケシゴムを走らせながら帰ってくる。輪っかとペーパークリップは彼の初期の作品で非常に重要だった。


彼の父親はワイト島(isle of Wight)でホテルを経営していた 。そこはフォルティタワーズ(Fawlty Towers)の原作になった場所であり、私は何度も行ったがとてもたのしく訪問させてもらった。数年後にフランスを縦断する自転車旅行に2人で出かけたが行程の半分のところで彼のサッカーで出来た古傷が悪くなったので旅を終えた。ロジャーはとてもスポーツ万能だった。非常にすばらしい卓球のプレイヤーであり、スヌーカーの試合が好きだった。


これまで彼は、ウィンブルドン芸術大学Wimbledon School of Art)で教鞭を取っており、彼に誘われて生徒たちとハドリアヌスの長城(Hadrian’s Wall)を歩いたことがある、そこでビル・ウッドロー(Bill Woodrow)やトニー・クレッグ(Tony Cragg)に初めて会った。他の生徒の一人であるジョン・オールデン(John Haldane)はセント・アンドルーズ大学(St Andrews University)の哲学の教授である。ロジャーは偉大な教育者だった。数世代にもわたって生徒たちは彼の温かさ、寛容さ、機知の恩恵を受けた。




One of Ackling's pieces. He marked the wood without touching it, producing his works as a form of meditation

彼は家の近くの北ノフォークの海岸で集めた木片にレンズをかざし、太陽光線をラインとして刻印し控えめで規則正しい作品をつくった。彼は木に触れずに刻印を入れた。彼は禅のような静けさと集中とともにまるで「瞑想」のようなそれらの作品を作った。


ロジャーにはすばらしいそして献身的な妻であるシルヴィア(Sylvia)がいる。彼らは大旅行を共にしたが特に日本へも行った。そこでは彼の作品はより評価された。彼らと行った幸福な旅の一つとして、一週間のニューヨーク旅行がある。ロジャーと私は共同作品の展示を行った:彼の焼いた線と私の指紋を同じ流木に行った...(一つの作品がギャラリストの彼女に売れた)


ロジャーとシルヴィアはノフォークに美しい家をつくった。そこは本への愛や、たくさんの友人の作家の作品のコレクションが溢れていたし、シルヴィアのピアノの演奏する音が聞かれた。ロジャーは独創的な芸術家であり、すばらしい先生だったけれども、なんといっても良い男でありとても愛された男だった。


リチャード=ロング(Richard Long


ロジャー=アックリング(Roger Ackling芸術家;1947年8月11日生まれ;妻の名はシルヴィア(Sylvia);2014年6月5没



原文 THE INDEPENDENT  2014/06/19






参考リンク

メディア
THE INDEPENDENT/ News /Obituaries
The Gurdian / Roger Ackling Obituary 

学校
Chelsea College of Arts blog 2014/6/12
Chelsea Space Blog

ギャラリー
Ingleby Gallery / Roger Ackling
Annely Juda Fine Art /Roger Ackling
Von Lintel Gallery / Roger Ackling

作品アーカイブ
TATE / Roger Ackling
artnet / Roger Ackling
British Council /Roger Ackling

映像
vimeo / Roger Ackling. Inside Out:Outside In






追記(2016/20/01) 
個人的な思い出話も一つ書いておきます。



私とロジャーの思いで: 「テントを立てる話」


大学二年生の時、前期末の口頭試験が行われた直後だった。スカルプチャーメインだったのにペィンティングなどいろいろ試しているときだったので一貫性のなさを他の先生に酷評されて悩んでる時だった。おまえはアーティストなのかペインターなのか!はっきりしろみたいな感じで。

ぼくがチェルシーにいた時には、ロジャーはかつてはヘッドまで務めたチェルシーの役職からは引退していてチュートリアル講師として来校していた。

自分のスタジオでパーソナルチュートリアル(注1)でロジャーと1対1で話すことになった。

私「コンセプチャルアートを作ってきたが、今回はペィンティングを描いてみた。君の考え方はペインターじゃない、全然わかっていないとDave Beechにけちゃんけちょんに言われて凹んでいる」

ロ「あー、この時期のアセスメントではとにかく厳しく評価するんだよ気にしすぎないで。」

私「自分の中では作品それぞれは関係があると思っているのです」

ロ「なるほど。これはいいアドバイスではないんだけど、君はテントをつくりたいんだろ?」

私「え?」

ロ「君はペグを打ってるんだ、ほら テントを立てるときに地面にペグを打つだろう?」

ロ「君の作品それぞれが ペグみたいなものなんだ」

ロ「大きなテントを立てるためにたくさんのペグを打ってるんじゃないかな」

私「(涙)」


でも、俺みたいに単純な奴だと これだけでロジャーだけは俺の事分かってくれた―! みたいになる。話せばスケールが大きくて優しくて、圧倒されますね。癒されるというかパワーをもらえるというか。

まあ ロジャーはみんなにペグの話をしてるんだけどね!(笑)

美術学科の学生は、毎週のように先生や美術家とチュートリアルという個人面談みたいなのをするんですが、やたらコンセプトとかを話させて褒めまくる人、申し訳程度の関心しか私の作品に示さずに自分の作品についてのみ饒舌な人や、やたら質問して自分の解釈を私にぶつけて討論するとかそういう人が多いかな。ロジャーの場合は、にこにこしてて何でも聞いてくれるんだよね。何言っても許されるというか肯定感というか。凡庸な表現だけどオーラがすごいんですよ。感化されちゃうの。まあ本人もそれを楽しんでるっぽいけどね。学生によって、ステージによって必要なアドバイスは異なると思うのだけど停滞してるときには最高の出会いだったと思いますね。

僕の当時の彼女のフラットメイトも元生徒で、峡谷に建てられたロジャーの家(注2)に泊まりに行ったりしてた。ただ、ロジャーのスコットランドの家がロンドンまでめちゃくちゃ遠いの。おじいちゃんが電車で通勤する距離じゃないのよ。ロンドンまで4時間くらいかかるんだっけか。ロジャーが現役だったころは、アーティストになりたいならペィンティングを止めろが口癖の怖い厳しい先生だったとも聞くけどね。日本を旅行するのが好きで、古民家でお年寄りと話をしてる写真とかそういうのが検索すれば出てくるかな。

みなさんに比べれば、たいしたエピソードはないんだけど、この時のことを思い出すといまでもぼくは泣けてしまう。すべてを受け入れてくれて肯定してくれるような言葉と態度だった。ランドアートをやりたくなったのは、このロジャーの人間的なスケール感に感化されてしまったからだと思う。

うちの卒展にこの文章を書いたロングさんもロジャーがつれてきてたけど、ランドアートのアーティストって素朴でみんなかっこいいんだよね。着古したチェックのワーキングシャツが似合う感じっていうか。


注1:パーソナルチュートリアルというのは何かというとFine Artの学生は、週に一回来校するプロのアーティストと1対1で議論することができる。イギリスの大学のファインアートの授業というのは、週一のクラスのミーティングでのプレゼンや議論、あとはこのパーソナルチュートリアルしかない。実技の指導などは無い。高い学費はこのために払っているようなものである。
https://www.archdaily.com/154007/ackling-cook-bothy-reiach-and-hall-architects



2013年4月25日木曜日

EVANGELION:3.33 おまけのサントラのアートワーク補完計画



EVANGELION:3.33発売になりましたね!
初見だったから ヽ(╯⊙⊱⊙╰)ノ!!  こんな感じだった!


さて、

おまけでサントラがついていたので
iTunesに読み込んでみました

タイトルは
EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO. Original Sound Track

宇多田ヒカルによるテーマ曲:「桜流し」も収録されている

アートワークに使えそうなイメージはないかと検索してみたけれど
スクエアで適当なサイズのが見つからない
(縦長で横に白い余白のあるものばかり)

BDのパッケージをスキャンしようか・・・

Amazon.co.jpで1200x1200pxのjpegファイルを発見するも
圧縮率が高くてモスキートノイズが目立ちます

これを元にして
Photoshopでちょいちょいっと劣化した部分を修復していくことにします

まず、文字だけを抽出します


EVANGELION:3.33と書かれた上側のタイトルロゴは筆がかすれた感じですが、
「選択範囲」>「色域指定」>「しきい値:100」で手書き感もうまく切り取れました


その下のYOU CAN (NOT) REDO.は状態が悪く
輪郭のエイリアスが背景に溶けていて、
いろんなツールで選択して切り出して見ても
輪郭がガタガタになるか内側がムラムラになる><
選択範囲の破線がガタガタ↓


コツコツと破綻している箇所を修正していくのも可能ですが、
文字は頑張ってドット絵を修復してもきれいになるとは限らない

今回のように、使われているのがフォントの場合は文字を打ち直した方が早い

似たフォントを探したら
Gill Sans regular 縦90% 横70%がほぼ一致(!....)
ほんとうのフォントはなんだったのかな?

まあ、いいだろう(汗)


文字詰めもオリジナルの間隔に調整 こちらもほぼ一致
背景はオリジナルの背景色をスポイトで拾ったエメラルドグリーンで塗りつぶせば完了

左側:修復済み          右側:Amazonから拾ったもの

完成したので
PSDからイメージを別名で保存して書き出すわけだけど

アートワークの大きさは、
ピクセル数を大きくすると音楽ファイルのサイズも大きくなってしまうので
ファイルサイズを600x600px(解像度72)で
WEB及びデバイス用に保存でpng24で保存
(写真のような色数が多くて複雑なイメージはjpeg,
文字などのはっきりしたイメージはpng形式が良い)。

Amazonで拾ったぼけぼけのオリジナルは1200x1200pxで86KB
今回作成したものは600x600pxで37KB

アートワークに必要十分なサイズでクオリティアップ出来ました。



アートワークの設定は、
iTunesの場合 
曲を選択して、右クリック(control押しながらクリック)して
情報を見る→アルバムアートワークのところにイメージをドラッグすると適用されます。


実際にiTunesに表示されると、こんな感じでちっさいけど

アップに耐えるクオリティがあるので
iPad(Retina)とかMacBookPro(Retina)なんかでも奇麗に表示出来るのではないでしょうか


というわけで、補完完遂
きれいなアートワーク画像を探していた方はどうぞ自由に利用下さい

EVANGELION:3.33 iTunesアートワーク用 600x600px 37KB