2009年7月14日火曜日

「The Open Work」 by Umberto Eco

「すべてのアートは、潜在的にずっと開かれていた。」

現在もボローニャ大学で教鞭を振るう哲学者ウンベルト エーコーの難解な博士論文です。現在でもアートと観客の作品への参加(participation)を考える上でつねに引用される論文です。ロラン バルトの「作者の死」と並んでコンテンポラリーアートでは重要な論文です。そういえば「私には難しいです」と論文担当の博士に言ったら、「そうだろう僕にも解らないからね」(苦笑)と言われたこともありました。

要約でよければParticipation edited by Claire Bishopもオススメです